​​[小学校低学年・火曜]ジェスチャーをしながら単語の意味を理解する

今日から8月。しばらくお休みをいただいて今日から復帰しました。ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
久しぶりのレッスンでみんなからたくさん元気をもらいました。 

同グループの単語をひとつのかたまり(チャンク)で覚える

低学年の長所は「聞いたことをそのままコピーできて、そのまま覚えることができる」ことです。今日は1~10までの数字を言う練習をしました。私の発音する通りに真似をして上手に言うことができますが、意味が分かっているわけではありません。例えば10~1と反対から言わせようとすると ten の次の nine が出て来ません。これは one two three….. ten というひとつのかたまり(チャンク)として数字を認識していて、1が one 2が two ・・・という認識は全くできていないからです。全く同じことがアルファベットでも言えます。AーZまで全部言えても、例えば G はどれ? と聞いてもA B C D…..と一つひとつ指で追いながら、やっと G を指し示すことができます。これが悪いことというわけではなく、低学年の特徴です。ではどうすれば意味も含めて理解できるのでしょうか。

コミュニケーションの中でチャンクの内容を理解する

1~10の数を英語で認識できるようになるために「相手と意識を合わせる」ことにフォーカスしてみました。単純な手遊びですが、早くやろうとすると大人でもなかなか難しいです。
1.まず最初に英語で one と言って1回手拍子をして、相手と1回両手を合わせる

2・次に英語で two と言って2回手拍子をして、相手と2回両手を合わせる

3.上記の要領で3~10 まで繰り返し行う。応用は10 ~1と反対に行ってみる。

数字を覚えるという単純な作業でも、低学年の場合は相手とのコミュニケーションが大切です。one と言った時に、相手も数字の1の事だと理解していないとお互いに両手を1回だけ合わせることはできません。自分だけ早く言っても、相手が数字を理解していなければ手を合わせる回数が分かりません。このようにして、英語で数を言い合い、手を合わせながら「次は5で five だよね。だから5回手を合わせるんだよね。」と確認し合いながら英語で数字を言う作業が続きます。単純に発音するより手間も時間もかかり、頭も使わないといけませんが、理解するためにはこのような作業が必要なのです。今日は1~10まで言うのにとても時間がかかりましたが、何とか共同作業を終了することができました。そして今日の宿題は上記の共同作業を家族と3回やってくることです。来週どのぐらいスピードアップしているか楽しみにしています。

 

 

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