英語を習い始めて3か月に入った新一年生は、かなりレッスンに慣れてきました。
低学年は素直に耳で聞いた音をコピーできて、全身で英語のリズムを学ぶ
低学年の長所は、英語のリズムを掴むために全身を使って表現してくれることです。さらに発音の仕方は私の口を見て、そのまま真似をしてくれます。その英語の意味など全く考えず、ただ素直に耳で聞いた音をコピーしてくれるのです。こんな事は大人になるとなかなかできませんが、低学年が最も得意とすることのひとつです。英語には独特のリズムと抑揚があり、それを説明するのはとても難しいですが、とにかく真似して、体を動かしながら身に付けるのがこの時期の目標です。そしてそれが楽しくてたまらないと二人とも思ってくれているようです。
非言語要素は通じる英語への近道です
全身を使って表現することは、言葉に頼らない「非言語要素」です。非言語要素は実にコミュニケーションの6割以上を占めると言われています。つまりジェスチャーや顔の表情・視線などは、通じる英語において非常に重要な役割を担っているのです。今日は英会話たいそうのカード(写真参照)を使って短いスキット(寸劇)をしてもらいました。二人とも・・・
“How’re you doing?” (相手の調子を伺う表現)の時は両手を相手に向けて広げたり、“Pretty good.” (元気なことを伝える表現) の時は元気いっぱいのポーズをとってくれました。
多くの子どもたちがそうであるように、やはりお気に入りは・・・
“Ouch!”(痛いときに出る感情表現)“Are you all right?” (相手を気遣う表現) というやりとりですね。痛がる場所はカードの絵の通りの頭だけでなくどこでも良いのですが、今日のスキットでは机の脚につま先をぶつけたという設定になっていました。本当に痛そうで、私も思わず“Are you all right?” と本気で心配してしまいました。