今回は5級の受験生が多いため、対策講座も5級の受講生がとても多いです。英検対策講座は試験前の計2回(リーディング・リスニング)です。
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・英検対策は語順と疑問詞に焦点を絞ります
英検対策講座は通常のレッスンとは違い、ほぼ日本語でレッスンを行っています。英検の読解問題では小学生には読めない単語が多く、ハードルが高いです。高学年はすでに通常レッスンで使っているテキスト “Grammaring” “QA50” “Speech Adventure for kids” などで、動詞の変化(三単現のS、不規則変化動詞など)については何となく認識しているものの、完全に理解しているわけではありません。加えて小学生は学校での「外国語活動」もコミュニケーション中心であるため、英語の文法用語に全く馴染みがありません。したがって当校の英検対策講座は、小学生に馴染みのない専門の文法用語を殆ど使わずに、語順と疑問詞に焦点を絞って行っています。5級の問題でも中学2年生程度の文法事項が含まれるため、短い時間で出題される文法事項をすべて詰め込まず、あくまで「今できることを最大限に活かして少しだけ工夫する」ことを目標にしています。正解を導き出すのはやはり通常レッスンで使っている英語を問題の中にたくさん見つけ出すことです。今回の対策講座でも「あ!これは〜〜の本に載ってた英語だ!」という発見がたくさんありました。通常レッスンで使っている英語が問題に出ているのを発見すると子どもはとても嬉しいようです。ただ少しだけ心配なのは、実際の試験はコミュニケーションを意識するわけにいかないので、静かに試験に集中できるかです。(笑)
多くの対策講座受講生が驚いて「どうしてリスニングがこんなに簡単なの?」と言っていました。通常レッスンで様々なことを英語で行っているため、説明をしなくても聞き取ることができるようです。日本語訳は全く考えず、核になる単語や英語表現のかたまり(チャンク)が自然に耳に入ってくるので、頭の中に会話している情景が自然と浮かんでいると思われます。い
過去問に取り組んでいると、思わず吹き出してしまいそうな選択肢もあり、和気あいあいとしたリスニング講座になりました。日々の積み重ねは非常に効果が高く、CDを聞いたり、友達同士で英語でやり取りをしたりしながら英語を自分の言葉として使うことに慣れているため、リスニング問題は英検に限らず、学校の定期考査でも大きな得点源になっています。リスニング力アップの一番の近道は、その情景が頭に浮かべられるかです。日々の努力と対策講座で得たテクニックを活かして全員合格を目指しましょう!