[小学校中学年・木曜]短いスキットでコミュニケーションの本質に触れる

4月後半からレッスンをスタートさせた5年生のS君と4年生のSさんは、初めて二人でスキット(寸劇)を発表しました。 英語を習い始めて3ヶ月目の二人には、使える英語表現が豊富にあるわけではありません。その少ない表現の中で、どうやって楽しく会話するか・・・ということが課題なのですが、今回二人が考えてきたスキットは、誰もが知る話題の人物同士の会話でした。

まずはS君のスキットは、みんなのアイドル Mickey Mouse と 有名なゲームキャラクターのスーパーマリオの会話です。

 

Sさんのスキットは東京都知事の小池百合子さんとオバマ前米大統領の会話です。

今日のレッスンで作ったスキットを発表してもらう予定でしたので、写真の内容は宿題になっていました。レッスンで習得した内容をそのまま有名人になりきって会話するという想定をして、二人とも誕生日を調べてきました。お互いの誕生日を聞き合うという短いスキットですが、このスキットにはコミュニケーションに不可欠な要素が2つ含まれています。1つは全く同じ質問を相手にもする時は stressed word (強く発音する単語)が変わることで(今回の場合は2度目の When’s your birthday? では “your” が stressed word です)もう1つは “Oh,…..” と言った後に相手の言ったことを繰り返し、さりげなく相手の言っていることが理解出来ていることを示す表現です。このように、コミュニケーションの大切な要素を加えないと、テキストで習った表現を単純に覚えて棒読みするだけでは自然な会話にはならないのです。この2つの要素を少し大げさに演じると、単純な会話が活き活きとしたのものなります。今日はお互いがお互いの作ってきたスキットを演じ合いましたが、単純ながらも楽しく、Sくんについては少しオバマ前大統領に顔も似ていて???臨場感のあるスキットになりました。
私から別の視点で思うことは、トランプ氏が大統領になって半年以上経ちますが、どのクラスでも米大統領として子どもが認識しているのはオバマ前大統領だということです。オバマ氏には子どもを惹きつける魅力があるのだと思います。

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